一口ヒレカツの献立

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豚ヒレ肉を安くしていたので、棒の状態で買って自分でそぎ切りにし、ヒレカツにしました。

一口ヒレカツ
せんキャベツ
めかぶのポン酢和え
かぼちゃの塩煮
きゅうりのぬか漬け
水菜と油揚げのかき玉汁

ちょっと前までうまくトンカツが揚げられなかったのですが、ヒレカツ派結構早くコツを掴めたように思います。
小さいので、扱いやすいというのもあるかもしれません。
コツだと思ったことは、3つあります。
まず、豚肉に衣をつける前に塩胡椒で味付けをしますが、塩胡椒を振ってから、しばらく置くことです。味が馴染むように思います。
二つ目は、
そして、鉄のフライパンをうちでは使っていますが、少ない油で揚げると、すぐに温度が下がってしまうので、揚げるものは少しずつ入れること。日は弱火から中火を行き来するかんじです。中火で続けると、衣が焦げます。新たに肉を投入すると、温度が下がるので、そこでなるべく早くベストの温度へ上げていくことが大事で、上がったら、今度はキープするような感じです。少ない油で揚げると火の扱いは小回りが効くように思います。火を弱めればすぐに温度が下がりますし、火を強めればすぐに温度が上がります。私の場合はその方がいい温度に油を保てるように思いました。

三つ目は、
豚肉をひっくり返すタイミングですが、少ない油で揚げると肉が半分くらい油から出てしまっているのですが、その肉が妙に赤くなる瞬間があります。それが返しどきです。周りに火が通っていて、下半分は火が通った状態と思います。あと、この時、下面の衣がさっくり揚がっていると、きれいに返せます。
火が通ってないと、ふにゃっと曲がります。
このタイミングで返せれば、あとはひっくり返した面がいい感じに色づけば出来上がりです。

衣に使った卵が余ったら、だいたい味噌汁の具にします。元々それを想定して合う具材を入れておきます。
またはにんじんシリシリにすることもあります。ニラ玉とか要は玉子炒めに使うのです。
お弁当を次の日持っていく時は玉子炒めのケースが多いです。これでお弁当のメインになりますし、夕ご飯の残りではないおかずが出来るからです。

パン粉は食パンをフードプロセッサーでみじん切りにして使っていますが、以前はおろし金で擦ってました。これはフードプロセッサーになってとても楽になりましたし、キメが細かく、均一の大きさにできるようになりました。
これも揚げ物がおいしくなった一つの要因と思っています。
鉄の小さいフライパンにしたことで揚げないカツから少ない油で揚げるカツにしたのもよかったように思います。
実際油の使用量は増えていると思います。ただ、揚げなくても事前にパン粉に油を吸わせていますが、その量と比べたら、そこまで揚げ物も油を吸収していないように思います。もちろん揚げないよりは油を多く吸収していますが、思ったよりも少なかった印象です。
毎日揚げ物ばかりだとそのちょっとした違いでも、大きな違いになるのかもしれませんが、たまにしかしないならば、そこまで気にしないでもいいかなと思いました。

まだまだ研究は必要ですが、少しずつ、おいしく作れるコツがわかってくると、楽しいですね。