巻き簾なくても簡単! 手作り恵方巻 具の組み合わせがポイント

もうすぐ節分ですね。
恵方巻きを自分で作ろうとしたときに、悩むこと、それは、巻き簾がないこと、具の組み合わせと作り方だと思います。

巻き簾がなくとも、太巻きは巻けます。
キッチンペーパー、それもなければラップで大丈夫。ただし、少しコツがあります。
それは、ご飯がさめていることです。
巻き簾は隙間があるので暖かいご飯でも蒸気をとばせますが、キッチンペーパーなどは穴がないのでご飯の蒸気を海苔がすってしまい、海苔がベタッとしてしまい食べ心地が悪くなってしまいます。
刺身など生ものを入れるならばご飯は冷ますと思いますので、問題がないかと。
また、巻き簾は横方向は固定されている分、多少巻きやすいかなと思います。ラップとだとその差を感じるかもしれません。

具の組み合わせですが、私は味付けと食感、色が多彩になるようにするのがポイントだと思います。
いうのも太巻きのおいしさは色々な味や食感が複雑に混じることによって感じられるものだと思うからです。
味付けは、甘い、甘辛い、素材の味だけ
食感は、パリッ、ネットリなど
色は赤、青、黄など
具体的には、干瓢、きゅうり、卵焼き、イカ、ネギトロといった具合です。
干瓢の代わりに椎茸か高野豆腐の甘辛煮でもいいですね。
きゅうりの代わりにほうれん草のお浸しというのもいいと思います
イカの代わりにタコやその他刺身、カニかまなどもいいですね。
卵焼きはなかなか外せないとは思いますが、色が同じたくあんと甘い桜でんぶに代えてもいいでしょう。
ネギトロがなければ、他の刺身でもいいし、ネットリというところでアボカドのディップという選択肢もありかもしれません。
他にも色々な組み合わせができると思いますが、味付け、食感、色のバランスをみてやれば大丈夫だと思います。

では、早速、やってみましょう。

ご飯が炊けたら、または残りご飯であれば電子レンジでチンして少し暖めます。
寿司酢はご飯が暖かいうちに混ぜる必要があります。
寿司酢がなければ、お酢と砂糖を1対1で混ぜます。
少しずつ寿司酢を投入して加減をみます。
寿司飯ができたら、さまします。
その間に具を用意します。

干瓢を指示通りに戻して、砂糖と醤油を1対1で煮付けます。
玉子焼きは卵1個、砂糖大さじ1、醤油大さじ二分の一を混ぜて、熱したフライパンに投入、半熟になったら手前からクルクル巻いていきます。半熟のうちにがポイント。破けてしまっても、形が変でも熱いうちに成形すれば大丈夫。
きゅうり、イカは細長く切ります。

キッチンペーパーの上に海苔を一枚置きます。
ご飯は手前半分くらいまでを目安に薄めにのせます。
その上に具をのせていきます。手前の1センチくらいは具をのせないでおきます。
なるべく手前から詰めて具をのせておくと巻くときに楽です。
具が多くてご飯が足りなければ向こう側に追加してください。
海苔に直接具がつくのはおいしくないです。同じくご飯の上に具がない部分があるのもおいしくないです。

手前のキッチンペーパーと海苔をもって巻いていきます。
形はキッチンペーパーを巻いた状態で整えたら、できあがり。
写真がないのでわかりにくいと思いますが、参考になれば幸いです。